多くの人に
本の魅力を伝えるために、
日々仕掛けを考えています

書籍販売部 荒井梢子 Shoko Arai

2018年入社
書籍販売部配属

モジモジしないこと、
そして嘘をつかないこと

 小学生の頃から授業中も机の下で本を読んでいる本好きで、小説に携わる仕事がしたいとずっと思っていました。就活中に参加した合同説明会で光文社の話を聞き、書籍編集の仕事に惹かれたのが受験したきっかけです。
 光文社の筆記は記述が多く苦しみました。作文は考えて一気に書くタイプではなく、まずは書き出す先行型タイプでなんとか時間内に書き上げました。
 その後の面接は、高校時代にラグビー部のマネージャーをしていたのですが、「女友達にラグビーの試合見に行こうと誘うとしたら何て誘う?」と聞かれ、ラグビーの2つのポジション、フォワードとバックスの特徴をあげて、「ガチムチ系と細マッチョ系の推しに分かれて見に行こうと誘います」と話し盛り上がりました。面接で心がけたことは、モジモジしないこと。そして、わからないことは嘘をつかずわからないと言うことです。心中穏やかではなかったですが、面接は終始和やかで楽しい質問が多かったです。

考えたアイデアが
売り上げにつながる嬉しさ

 現在は書籍販売で文芸書を担当しています。主な仕事は、新刊の部数や価格を決定し、取次にどれくらい卸して、全国にある書店のどこにどれくらい搬入するか決定することです。それにプラスして、売れる仕掛けを考えていきます。販売としてデータから見える部分を編集部に伝え、どういう企画にしていくか細部まで決めています。9月発売の新刊では、通常カバー以外にもう一種類のカバーを作成し、自ら手書きしたPOPを印刷して、全国の書店に送り「協力してくれませんか」と声をかけたところ、80以上の書店様が協力してくださり、売り場展開の様子をTwitterで拡散していただきました。発売2週目の売上げが初週の4倍となり、仕掛けで結果が出て嬉しかったです。

文芸志望だったから思うこと

 文芸編集を志望して入社し、研修中も志望は変わらずでしたが、配属は書籍販売部。それでもいい道を用意してもらえたなと実は思っています。書籍販売はいちばん本に関わる人に会える部署です。著者の先生に販売会議に参加していただくこともありますし、書店員さん、取次さん、編集者とも意見を交わし合います。
 「これくらい売らないと利益が出ないな」など書籍販売で現実を見る経験を積んで、それを活かした上でいつか編集に行けたらと思っています。

目標は本屋大賞をとること

 今の大きい目標は本屋大賞をとることです。そのためには、協力してくれるたくさんの人に会って意見を取り入れ、面白い企画をやりたいです。まだまだ突飛なことを言って編集部からは苦笑され、販売部からダメ出しをもらっています。でもそれを繰り返したことで、なんでこの企画をやりたいのか、なんでこれが面白いのかというところまでしっかり考えないと意味がないなと少しずつ身に染みてきました。
 光文社のいいところは300名弱というコミュニケーションがとりやすい規模感だと思います。ほかの部署の人たちと飲みに行くこともしばしば。そんな時こそ有益な情報をもらえるチャンスでもあるのです。