読者に響くエッセンスを
日常から見つけたい

JJ編集部 織田真菜実 Manami Oda

2015年入社
JJ編集部配属

プランを通すことより、
読者に寄り添えているか

 希望通りJJに配属され、入社当時はターゲットに近いからいろいろわかると、読調(読者調査)しても勝手な解釈をしてプランを出すことが多かった気がします。自分がいいと思っても、JJに合わないことはたくさんあります。そこを読者にどう寄り添っていくかが苦労するところです。例えば、「海外コスメ」が好きだからこのプランでいこうと思っても、読者は手数料を払ってまでは買わないかもしれない。でも、「新大久保で買える韓国コスメ」なら成り立つかなとか、一つの企画をどんどん深堀っていき、その企画がとおらなくても、どこかでそのエッセンスが使えるかもしれないので貯金しておきます。自分のプランを通したい気持ちより、読者に本当に響くかと客観的に見られるようになってきました。

上司とも距離が
“近い”編集部

 JJは編集者9名。20代の若手が半分で、男性が2名います。デスクとの距離も近く相談したり、編集長も柔軟に若手だけで特集や新しいことにチャレンジさせてくれます。1号当たりの企画は、大特集プランをひとり3本、その他プランを10本ずつ出し、プラン会議で話し合い、決めていきます。

雑談から生まれた「会えるイベント」

 企画の種は日常のなかで見つけることも多いです。カフェで話す隣の人のうわさ話からひらめくことも。SNSもよく見ていて、先輩と「なれるものならインフルエンサーになりたいね」なんて話して先輩がTwitterを始めたけれど、フォロワーが全然増えず。読者のなかにもインフルエンサーに憧れる人は多く、どうやったらなれるの?というところから2018年8月号『人生変わる インフルエンサー!』の特集が生まれました。その企画を進行していくなかで、いろいろなジャンルの人とつながりが持てたこと、そういう人に会いたいという読者のコメントをいただいたことで、SNS上の憧れの人たちに「会えるイベント」をやったら面白いかもしれない!と編集長に提案しました。そこから実現までは1ヵ月とすごく早かったです。他部署とも連携しながら、企画から会場手配や司会まですべて自分たちでおこなう初めての経験でした。有料のイベントでしたが、2日で枠が埋まり、当日も熱心に話を聞き交流する読者の様子を見ることができ、その後も内容を変えてイベントを開催しリピートしてくれる読者も増えています。

やってみたいが実現する場所

 本誌から派生する新しい道を考えて、どんどん新しいことを提案してやらせてもらえる環境があります。ほかの部署とも内線ひとつで「こういうことをやってみたい」と相談できるし、毎日担当役員が編集部に来ては「今月の付録よかったね」と、いいことも悪いことも直接伝わります。この距離感も光文社の魅力ではないでしょうか。
 最初のうちは、自分をどう出していくかと必死になることもあるかもしれません。まずは、たくさん経験してきた上司や先輩の意見を素直に聞いて吸収しながら、柔軟に食わず嫌いせずに、なんでも楽しむことが大切です。