鈴木 一人Kazuto Suzuki

文芸第一編集長

1995年入社、広告部配属。1998年、カッパ・ノベルス編集部に異動。以来20年以上、文芸の編集に携わる。2021年より現職。東野圭吾さん、誉田哲也さんなど多くの人気作家を担当。当初の志望は週刊誌。大学時代から舞台鑑賞が趣味で、多いときは年間100本観劇したことも。

 仕事で印象に残っているエピソードは?

社会人になり食わず嫌いをやめると決意。取材同行のチャンスが舞い込んだ

東野圭吾さんの担当に就いたときも20代後半でスノーボードを始め、それが縁でトリノオリンピックの取材に同行。『夢はトリノをかけめぐる』の出版につながりました。作家さんとのおつき合いの仕方はさまざまですが、同じ時間を共有することで仕事の話も広がり、編集者としての考え方にもいい変化を及ぼすと思います。

本格ミステリーからハートウォーミングな作品まで幅広く担当。

 今後の目標、野望を教えてください

編集部みんなで、光文社発の人気作家を誕生させること

文芸編集者としていちばんの仕事の醍醐味は、まだ世の中であまり知られていない作家を“売れている”作家にすること。一編集者のときは自分自身の目標としていましたが、編集長に就任してからは、編集部みんなで光文社発の売れっ子作家を誕生させたいという気持ちに変わってきました。

八月のくず 平山夢明短編集

平山夢明 著

「このミステリーがすごい!」1位に輝いた傑作集『独白するユニバーサル横メルカトル』を彷彿させる、著者の最新作品集です。一読、奇矯でフリーキーな登場人物たちに目を奪われますが、意外と、読むと元気が出る一冊です。