名刺のおかげで憧れの方にもお会いできる。
人に会うことで新しい企画が生まれます

『VERY』編集長
今尾朝子

『CLASSY.』ライターを経て1998年入社。『VERY』編集部、
『STORY』編集部を経て、『VERY』編集長に。
ブリジストンとのコラボ自転車・HYDEEⅡなどの大ヒットから
VERYブランド事業室を立ち上げる。

憧れの絵本作家・中川李枝子さんに
お会いできた至福の時間

最近感動したのは『ぐりとぐら』著者の中川李枝子さんにお会いできたこと。私自身大好きで、子供に読み聞かせもしてきた絵本作家さんです。ご自身が保育士として働きながら子育てをされ、お子さんが2歳のときに作家デビューした中川さんは、何十年も前のことも昨日のことのように鮮明に話してくださり、VERY世代のお母さんへ素晴らしいメッセージをいただきました。ずっと憧れていた方だけに手土産はあれこれ考えて、箱詰めのフルーツトマトと、私も大好きな下北沢のお茶屋さんのほうじ茶をお持ちしました。手土産は難しいけれど、相手の方を想って考えるのは楽しくもあります。

トヨタ自動車とのコラボが実現したのは
生活者目線が共通しているから

“モリゾウさん”こと、トヨタ自動車の豊田章男社長とお会いしたのは約7年前。ファッション誌と一見接点のないように思えるトヨタさんですが、生活者目線でもの作りしているという共通点があり、「VERY Edition」のエスティマを共同開発することになりました。『VERY』誌面では小島慶子さんとの対談を掲載。日本を背負って世界と向き合っているリーダーの普段見られない一面が取材できたのではないかと思っています。ドライブデートの思い出から息子さんたちと家族LINEしている父親としての素顔まで、読者に向けて丁寧にお話ししてくださいました。この企画が実現したのは、長年おつきあいがある広告代理店さんとの信頼関係があったからこそ。流行りの言葉で言うならONE TEAMで乗り切った思い出深い仕事です。

ラグビーW杯キャンペーンで出会った
大学生にも学ばせていただきました

記憶に新しい2019年のラグビーワールドカップですが、VERYはラグビーを通して親子で成長しようという「ファミラグ」(Family Rugby)宣言をしました。ファミラグのイベントで親子ラグビー教室を開いたときは、協力してくださった慶應ラグビー部のみなさんに衝撃を受けました。イベントにはハプニングがつきものですが彼らはピンチに動じず、すぐリカバーする方法を考えてくれて助けていただきました。スキルが高いのはもちろん、気持ちよく仕事していただき、すでに社会人のようで、このイベントのたった数時間で「一緒に働きたい!」と思うほど。名刺は1回のミーティングで10枚使用することもあるので、常に20~30枚持ち歩くようにしています。編集者は人の思いを想像することが仕事の一部でもあるので、人にお会いするのは気づきをいただく貴重な機会。新たなものの見方にも気づく。人に会うことで新しい企画が生まれると思っています。

AKB48から坂道まで
「あおきー」が達成した奇跡の370万部

青木宏行
第二編集局長
兼『bis』編集長